年金制度 社会保障制度

年金制度がよくわからないひと必見【年金制度をわかりやすく解説します】

年金制度ってなに?わかりやすく解説します

スポンサードリンク

悩んでいる人
・年金制度ってわかりにくい

・将来が不安だから年金制度について知りたい

 

こんな悩みにお答えします。

 

こんな方におすすめ

  • 年金制度を知りたい人
  • 老後の不安を抱えている人

 

 

本記事の信頼性

この記事を書いている管理人のsamkは年金業務に8年以上従事しています。老齢・遺族・障害年金の裁定件数は1000件以上経験をしています。年金の決定額が毎年下がっている現状を目の当たりにしています。

 

 

スポンサードリンク
Sponsored Link

年金制度ってなに?わかりやすく解説します

年金制度ってなに?わかりやすく解説します

「老後2千万円」報道で揺れる日本の年金制度。

 

社会人になると当たり前のように払っている年金保険料ですが、年金制度そのものを理解している人はあまりいないと思います。

 

そこで、年金業務に8年以上従事している僕が年金制度についてわかりやすく解説したいと思います。

 

日本の年金制度は国民年金と被用者年金に大別されます。

 

被用者年金は厚生年金制度のことと思ってください。

 

まず、国民年金制度ですが、この制度は昭和61年4月より導入されました。

 

国民年金は原則として 20歳以上 60歳未満の全ての国民が加入することとなっていて、65歳になると老齢基礎年金を受けられます。

 

この基礎年金は、保険料を納めた期間(20歳から60歳までの480月)に比例した定額年金(令和元年度は780,100円)となってい ます。

 

次に厚生年金制度は、国民年金を1階とすると、厚生年金はその2階部分となる制度となっています。

 

厚生年金には加入要件がありますが、主に常時雇用されている者は厚生年金に加入することとなっています。

 

また、年金制度には3階部分というのもあり、これは主に企業年金や厚生年金基金であったり、公務員であれば年金払い退職給付という制度があります。

 

ただし、この3階部分は全員が加入できる年金ではなくて民間企業ならその会社に企業年金の制度がないと加入できません。

 

厚生年金と国民年金の種類について

厚生年金と国民年金にはそれぞれ3種類の年金があります。

 

支給開始年齢を迎えたときに支給される老齢年金、障害状態になったときに支給される障害年金、亡くなっときに遺族に支給される遺族年金です。

≫障害厚生年金の解説記事はこちら

≫遺族厚生年金の解説記事はこちら

 

年金の支払った保険料は自分のものではない?

あなたは毎月給料から厚生年金の保険料を引かれていると思いますが、その引かれた保険料はあなたのものではありません。

 

よく勘違いをしている人が多いのですが、日本の年金制度は働いている人の保険料は年金を受給している人への仕送り方式のため、あなたが納付した保険料は自分のための積立金ではないとうことになります。

 

Sponsored Link

結局損なの?得なの?

結局年金を払うことは損なのか?それとも得なのか?

 

そんな疑問にお答えします。

 

以下にちょっとした計算例を載せてるのでご覧ください。

 

国民年金の令和元年度の保険料は1ヶ月16,410円です。

国民年金のみ加入しているひとが、仮にこの金額を20歳から60歳までの40年(480月)納付したと仮定すると

 

16,410円 ✕ 480 = 7,876,800円

 

となります。


480月納付したときの国民年金(老齢基礎年金)の年額は780,100円となるため約10年ほどでもとが取れることになります。

 

次は厚生年金の場合も条件を指定して試算してみます。

 

標準報酬月額は最低等級1級の88,000円、賞与なし、20歳から60歳までの480月(平成15年4月1日以後のみ)加入した場合の保険料納付総額と厚生年金額の試算をしてみます。

 

保険料納付総額の金額は

 

88,000円 ✕ 9.15%(厚生年金の保険料率) ✕ 480 =3,864,960円 

 

厚生年金の保険料率は18.3%ですが労使で折半のため9.15%です。

 

厚生年金の試算額は

 

88,000円(再評価率は考慮せず) ✕ 5.481/1000 ✕ 480 = 231,517円

 

となり、さらに厚生年金に加入していると同時に国民年金にも加入していることとなるので上記の保険料(3,864,960円)だけで国民年金(老齢基礎年金)の年額780,100円も受給できます。

 

上記の試算はすべて物価の影響や現状の保険料率が続いたと仮定して試算した金額になります。

 

どうです?年金制度に加入しないと損だと思いません?

 

毎月の給料から結構保険料を引かれていると思いますが、上記の例のように具体的な数字を出して計算してみると思ったより損をしないように思いませんか?

 

年金業務を8年以上行っている僕は年金の保険料を納めるべきだと断言します。

 

そして、できれば厚生年金に加入して年金の保険料を納付することをおすすめします。

 

 

年金制度はささえ合いの制度です:まとめ

年金制度は支え合いの制度です:まとめ

上記のように簡単に計算してみると年金の保険料を納めるのも悪くない、むしろ得なんじゃね?というのがわかると思います。

 

では、なぜ年金制度を正しく理解していない人が多いのか?これは筆者は日本の教育制度に問題があると思っています。

 

日本ではお金に関する話を避ける傾向がありますが、義務教育のうちにしっかりと教えておく必要があると思います。

 

さらに、社会人となって年金に関する情報を聞くときは年金制度崩壊とかどれも良くない話ばかり。

 

日本の年金制度は賦課方式のため、働いている人がいなくならない限り制度は維持されます。

 

日本の人口構成は逆ピラミッドになっているため支え手が少なくなっているので正確には崩壊ではなく、将来的にはいま年金を受給している人ほどもらえないよってのが正しいと思います。

 

じゃあ、いまもらってる人の年金を削れよってなると思いますが、それをできないのが今の政治...

 

だから若年層の年金離れ、年金崩壊などと言われるんですよね...

 

まあ、文句を言っても仕方ないのできちんと保険料を納めていればそんな損になることは無いので、これを読んでいるあなたはちゃんとした知識を身につけて年金の保険料を払うようにしましょう。

スポンサードリンク

-年金制度, 社会保障制度

© 2021 samkblog