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老齢厚生年金はどうやって計算されるのか?【年金が増える仕組みを解説します】

老齢厚生年金はどうやって計算されるのか?【年金が増える仕組みを解説します】

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悩んでいる人
・自分の老齢厚生年金の金額がどのように計算されているのか知りたい

 

このような疑問にお答えします。

 

こんな方におすすめ

  • 老齢厚生年金の計算方法が知りたいひと
  • 自分の年金を増やす方法が知りたいひと

 

本記事の信頼性

この記事を書いている管理人のsamkは年金業務に8年以上従事しています。老齢・遺族・障害年金の裁定件数は1000件以上経験をしています。年金の決定額が毎年下がっている現状を目の当たりにしています。

 

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老齢厚生年金はどうやって計算されるのか?【年金が増える仕組みを解説します】

老齢厚生年金はどうやって計算されるのか?【年金が増える仕組みを解説します】

この記事では老齢厚生年金の計算式から自分の年金が増える仕組みを解説していきます。

 

計算方法を理解することであなたの年金額を最大化していく方法を見ていきましょう。

≫障害厚生年金の金額に関する記事はこちら

≫遺族厚生年金の金額に関する記事はこちら

 

【悲報】年金額を自分で計算することはできない!?

それでは老齢厚生年金の計算方法について解説する前に残念なお知らせです。

 

老齢厚生年金の金額を個人で計算することはほぼ不可能です!

 

盛大なツッコミが来そうな感じですが、その理由はこのあとの計算式を見てもらいながら解説します。

 

老齢厚生年金の計算式からあなたの年金額が増える仕組みを解説するのでぜひあなたのライフプランに役立ててください。

 

老齢厚生年金の計算式について

それではさっそく老齢厚生年金の計算式を解説します。

 

老齢厚生年金の計算式

(平成15年3月31日以前の平均標準報酬月額 ✕ 7.125/1000 ✕ 平成15年3月31日以前の被保険者期間の月数)

(平成15年4月1日以降の平均標準報酬月額 ✕ 5.481/1000 ✕ 平成15年4月1日以降の被保険者期間の月数)

= 老齢厚生年金の金額

 

となります。

 

うん、さっぱりわからん…てなると思いますw

 

被保険者期間の月数は勤務した期間なので自分で計算することはできますが、問題は平均標準報酬月額です。

 

この平均標準報酬月額が平成15年4月を境にわかれているのは平成15年4月以降は賞与からも厚生年金の保険料が引かれるようになったからです。

 

そのため平成15年4月以降の平均標準報酬月額に賞与の金額を含めるようになりました。

 

そして、この平均標準報酬月額を個人で計算することが難しいので老齢厚生年金の金額を計算することがほぼ不可能だと言った理由になります。

 

今までの老齢厚生年金の保険料のもととなった標準報酬月額をわかっている人はなかなかいませんからね・・・

 

もちろん年金事務所は働いているすべての人の会社から報告があった標準報酬月額を管理しています。

 

大事なのは計算式から老齢厚生年金の金額を計算することではなく、老齢厚生年金の金額が増える仕組みが見えてくるということです。

 

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老齢厚生年金の金額が増える仕組みとは?

老齢厚生年金の金額が増える仕組みとは?

それでは老齢厚生年金が増える仕組みの解説していきます。

 

わかりやすくするため上記の式で平成15年4月1日以降の部分に絞って解説しますね。

 

(平成15年4月1日以降の平均標準報酬月額 ✕ 5.481/1000 ✕ 平成15年4月1日以降の被保険者期間の月数)

 

この式で5.481/1000の部分は給付乗率といって固定されています。

 

あなたの年金額を増やすために変えることができるのは平均標準報酬月額と被保険者期間の月数ということになりますね。

 

では平均標準報酬月額が340,000で25年勤務した人と、平均標準報酬月額が200,000で40年勤務した人ではどちらが年金額が多くなるでしょうか?

 

正解は340,000で25年勤務した人のほうが年金額は高くなります。

 

働いた期間が短くても平均標準報酬月額が高ければながく働いた人より年金額が高くなる例です。

 

では平均標準報酬月額が低い人が年金額を増やすためにはどうすればいいのか。

 

平均標準報酬月額が一定だと仮定するとあとは被保険者期間を伸ばすしか方法はありません。


上記の例だと後者は43年ほど働くと前者より年金額は高くなります。

 

つまり、給料が低くても長く働けば年金額は増えていく例になります。

 

どこかで聞いたようなことがありませんか?

 

これは現在政府が推し進めている定年延長の構図にかぶると思いませんか?

 

年金は将来的にいまの受給額より2割ほど下がる見込みです。

 

そのため国はあなたを長く働かせることによって今の年金受給者と同じくらいの年金額を維持させようとしているんですね。

 

老齢厚生年金の金額を増やすためには平均標準報酬月額を上げてながく働く:まとめ

老齢厚生年金の金額を増やすためには平均標準報酬月額を上げてながく働く:まとめ

結論としては、年金を増やすにはなるべく高い標準報酬月額で長く勤めて保険料を納付することで金額を最大化することができます。

 

しかし、誰もが高い標準報酬月額で仕事ができるわけではありません。

 

平均標準報酬月額を上げることが難しいときは被保険者期間を伸ばす、つまり長く勤務することで年金額を増やすことができます。

 

なおこの被保険者期間を伸ばすことは平均標準報酬月額をあげるより年金額を増やす効果が高いので個人的には被保険者期間を伸ばしてくことをおすすめします。

 

もちろん賃金が高いところで長く勤めることが1番ではありますが・・・

 

以上、老齢厚生年金の計算方法からあなたの年金額を増やす仕組みの解説でした。

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