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障害厚生年金の申請から受給まで解説します【損をする人はこんなひと】

障害厚生年金の申請から受給まで解説します!損をする人はこんなひと

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悩んでいる人
・障害厚生年金の申請方法がわからない

・自分が障害年金を請求できるのか知りたい

 

こんな悩みにお答えします。

 

 

こんな方におすすめ

  • 現在仕事を体調不良で休んでいて障害厚生年金の申請を考えている人
  • 仕事はしているけど何かしらの病状を抱えていて通院をしている人
  • 将来的に障害厚生年金の申請を考えている人
  • 自分が障害年金の対象になるか知りたい人

 

本記事の信頼性

この記事を書いている管理人のsamkは年金業務に8年以上従事しています。老齢・遺族・障害年金の裁定件数は1000件以上経験をしています。年金の決定額が毎年下がっている現状を目の当たりにしています。

 

障害年金って普段はなじみのない制度ですよね?

いざ自分が病気になったときにどうやって申請するかわかりにくいと思います。

そんな方はこの記事を読むことによって障害厚生年金の申請ができるのかどうか、また障害厚生年金を受給するまでの流れがどうなるのかということがわかります。

 

≫障害年金の制度がわかっている人はこちらの記事がおすすめ

 

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障害厚生年金の申請から受給まで解説します!

障害厚生年金の申請から受給まで解説します!

障害厚生年金ってどういったものかについて説明します。

 

そもそも障害厚生年金ってなに?

そもそも障害厚生年金の制度を知らない人がほとんどだと思うので「障害厚生年金ってなに?」ってところから解説しますね。

障害厚生年金は、厚生年金保険の被保険者(厚生年金の保険料を払っている人のこと)になっているときに、初診日がある傷病などが原因となって、障害等級が3級以上に該当すると請求できる年金のことです。

障害等級が3級以上に該当しないと障害厚生年金は請求できないので、一般的にはまずこの障害等級を認定するために専用の診断書を提出(申請)して等級の該当後、障害厚生年金の請求書を提出する流れになります。

注意

障害厚生年金は初めて病院に行った日が厚生年金の被保険者中にないと請求できないので注意!

 

いつから申請できるの?

ではいつから障害等級を認定するための申請ができるのでしょうか?

病院に行ったその日にすぐできるのでしょうか?

障害厚生年金の申請は傷病により病院に行った初診日から1年6月後の障害認定日以降に申請をすることができます。

例えば初診日が1月15日なら障害認定日は7月15日になります。

また、初診日が3月31日なら障害認定日は9月30日ということになります。

ただし、例外として症状固定により1年6月を待たずして請求できる方法もあります。

・障害認定日から3ヶ月以内の状態の診断書を提出して申請することを認定日請求といいます。

・障害認定日時点では症状が重くなかった人が、その後症状が重くなりその時点の状態で診断書を提出して申請することを事後重症請求といいます。

 

申請はどこにすればいいの?

申請はどこにすれば良いのでしょうか?

年金事務所でしょ?って思った人は半分正解です。

障害厚生年金の申請は加入中に初診日がある団体に申請をすることになります。

一般企業の人は年金事務所へ、公務員であれば加入している共済組合へ、私立学校に勤務している人は私立学校共済組合へ申請をすることになります。

これは、申請時点で仕事を辞めていたとしても申請場所は変わらないので注意してください。

 

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在職中でも障害厚生年金は受給できます!

在職中でも障害厚生年金は受給できます!

障害厚生年金でよくある勘違いですけど、別に仕事をしているからといって障害厚生年金は停止の対象になることはありません。

たしかに障害厚生年金の意味合いとしては働けないときの保障の意味合いはあると思いますが、老齢厚生年金のように収入を得ていることによる停止や一部停止のような制度はありませんので気にせず申請しましょう。

 

障害厚生年金はこんなとき申請しないと損ですよ!

障害厚生年金はこんなとき申請しないと損ですよ!

では、どのようなときに損をするのでしょうか?

 

  • 障害認定日時点で障害等級が3級以上に該当していたのに5年以上経過して申請をした人
  • 症状固定によりすぐ申請できたのに申請しなかった人
  • 障害等級が3級、2級の人で症状が重くなったのに増進改定請求をしていない人

 

それでは順に説明しますね。

 

障害認定日時点で障害等級が3級以上に該当していたのに5年以上経過して申請をした人

これは精神障害の人に多い事例になります。

ずっと病院に通院していて働けるような状態にないのに何年も申請をしてこない人が多いです。

年金の請求は5年で時効を迎えますのでせっかく請求をしても5年分のみさかのぼって支給されます。

それ以上はさかのぼって支給してくれませんのでまずは1年6月後の認定日時点で一度申請の主治医に相談のうえ検討をすることをおすすめします。

また、すでに認定日より5年以上経過している人は早急に申請の検討をおすすめします。

 

症状固定によりすぐ申請できたのにしなかった人

この事例は症状固定のことを知らなかった人が申請をすぐにしていないことで本来は障害厚生年金を受給できた期間があるのに損をしたというのが多いケースですね。

1年6月経過する前に症状が固定していたときはすぐに申請することができます。

または障害認定日時点では障害に該当しなかった人がその後、症状が重くなって症状固定になり障害等級に該当するのに申請をしていないことがあります。

以下は主な症状固定の例です。

人工透析人工透析開始から3ヶ月経過した日
ペースメーカー、人工弁、除細動器装着日
人工骨、人工関節施術が行われた日
人工血管、ステントグラフトの挿入施術が行われた
人工肛門、尿路変更術施術が行われた日から6ヶ月経過した日
心臓移植、人工心臓移植日または装着日
四肢などの切断・離断切断・離断の日
喉頭全摘出摘出日
新膀胱造設施術が行われた日

上記のような例に該当したときは障害等級に該当するのですぐに申請するようにしましょう。

特に、認定日時点で該当しなかったときの事後重症請求のときは請求の翌月からしか障害厚生年金は支給されないので特に注意しましょう。

障害等級が3級、2級の人で症状が重くなったのに増進改定請求をしていない人

最後の事例は今現在、障害厚生年金を受給している人が損をしている事例になります。

障害厚生年金を受給している人は何年かごとに障害等級に該当しているか確認をする「再認定」というものが行われます。

特にその再認定時に障害等級が上がる人がいます。

障害等級が上がると受給額が増えますが、ほんとはもっと前から症状が悪化していたんじゃないかと思われる人が多いですね。

そういった人は再認定より前に増進改定請求をしていたら請求の翌月から年金額が増えていたのにってことがよくあるので症状が悪化したときは再認定まで放置せずに増進改定請求をしましょう。

例としては精神障害の悪化、糖尿病性腎症で透析をしている人が失明したり、下肢の切断をしたような場合は障害等級が上がる場合が多いですね。

障害厚生年金の申請は迷わず早めにしよう:まとめ

障害厚生年金の申請は迷わず早めにしよう:まとめ

障害厚生年金についてある程度理解ができたでしょうか?

それともあまり自分には関係ないと思った人も多いかと思いますが、世の中いつ何時病気や怪我をするかわかりませんよ?

仕事がら記事にしたような事例を多く見るので、この記事を読んでくれている人は損をすることが無いように社会保障制度についてある程度は知っておきましょう。

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